天然石とは

天然石(半貴石)とは、自然の状態で存在する鉱物、岩石の総称です。

右:ペリドット
左:ピンクトパーズ

長い年月をかけ結晶化されていく工程において、環境などの違いにより様々な種類の天然石が生み出されます。
基本的に耐水性・耐熱性に富み、研磨すると美しい光沢が生まれます。
天然石は規則的な結晶構造をもつ無機質のものと、琥珀や真珠のような有機質のものがあります。
その歴史は紀元前まで遡り、古くより強い力があると信じられてきました。

また、天然石に似せて造ったもので「合成石」というものがあります。
天然石の中でも色や光沢が美しく非常に貴重なものを「宝石(貴石)」と呼びます。発色をよくするために高熱で加工したり、染色されたものなどもあります。

赤に染色されたクォーツ(水晶)

天然石にはクラック(筋目・割れ)・インクルージョン(曇り・濁り)が存在します。これは石化の結晶化の過程で自然にできるため、粗悪品というわけではありません。クラックやインクルージョンが少ないほど高価とされますが、あえてそれらを美しいとするものも存在します。

右側の青い石ラピスラズリの表面の細かい金色の点はパイライトのインクルージョンです。

Atelier Andanteでは、天然石と合成石を取り扱ってアクセサリーを制作しております。天然石ひとつひとつの持つ個性を生かしたものを制作していきたいと思います。

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